院長日記

種はたくさん蒔いておこう

最近は、チェックしておかないといけないことが多くて、頭が疲れている鈴木です。やること自体はそこまで多くなくても、頭で抱えていることが多いと、脳疲労もストレスと同じ状況を引き起こします。
例えば、コロナの10万円の給付金も、手続き自体は郵送された書類に目を通してサインして返送するだけです。作業自体はとても簡単です。でも、「いつになったら届くんだ?」。送った後も「まだ振り込まれないのか?」。振り込まれるまで頭はスッキリしません。
そんな出来事が私の中でたくさんあります。ただ、実際自分がやれることは限られているし、それ以上考えていても仕方ありません。だから次のやるべきことに手を付けます。一つのことに執着していると時間だけが経って、考える時間も多くなって、効率が悪くなります。悩んでいる間にも違うことに取り組めますので、そうすることで気が紛れるし、多くのことに取り組むことができます。

妊活中のみなさんも、それに近い状態になっていませんか?時間は限られていますので、その時間内でなるべくたくさんの種を蒔いておいた方がいいです
「あれを試してから、ダメだったら次を試す」
時間があるうちはいいです。時間が無い場合は、そうも言ってられません。時間がある人でも、結果が出なかった場合にはダメだった経験も積まれ、自信を失ったり、モチベーションが下がってしまいます。卵子の老化も少しずつ進んでしまいます。時間の経過はお金には代えられないものがあります。

一つの取り組みで、その結果が出るまでに数日で結果がでることもあれば、何か月もかかることもあります。(私が頭で抱えていることは、コロナ絡みのものが多くて、政府等の対応の時間がかかるものが多くて疲れます。)でも、自分が行える作業自体が落ち着いたら、どんどん次のことに取り組んでください。いつ、どこで、どんな芽が出るかわかりませんから!

妊活の話をしようと思ったのに、少し抽象的になってしまいました。私の話は、具体的に○○ホルモンをどうしたら良いとか、△△栄養素を摂った方が良いとか、そういう話はあまりしません。そういった情報は不妊治療中の方なら病院で教えてくれるでしょうし、ネットで検索すればいくらでも出てきますから。
もともと私は理系の人間です。医学的、科学的なものの方がシックリくるのですが、それよりも、気持ちのコントロールの方が余程大事だと経験から感じています。うまく伝わらないかもしれません。分からなかったら直接質問ください。
静岡市周辺での不妊のご相談、お待ちしております!

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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