院長日記

ビタミンD、都内で98%不足

都内の健康診断受けた方のうち、98%がビタミンD不足だと慈恵医大チームが発表した。(記事はこちら)

最近、いろんなところでビタミンDの話題が出てきます。骨粗鬆症などの骨に関する話題の時に出てくることが多いのですが、筋、神経、免疫などの場面でも必要性が謳われています。妊活でも最近、ビタミンDを押す医師も多くいます。着床などにも影響すると言います。

日焼け止めのおかげでビタミンD生成が阻害されることにも触れられていました。
そうなんですよね。紫外線を恐れて日焼け止めを塗りますが、紫外線は殺菌作用や免疫力の向上、ビタミンDの生成などの効果もありますので、避けすぎも良くないです。紫外線は良くないイメージがありますが、避け過ぎない、または安全な形で適度に浴びることも必要です。ただでさえ、女性ホルモンが減少することで骨粗鬆症になりやすい女性ですが、今の世代の人たちが高齢になったとき、どれだけの人が骨粗鬆症になってしまうのかな?と考えてしまいます。

妊活中の年代では、老後の健康のことまで考える人はなかなか少ないと思います。老後のお金の不安はみんな抱えていますけどね。
「体が資本」とよく言います。がむしゃらに働き、仕事と家事と、時間が無い30代、40代です。自分の体のこと、もう一段階理解してみませんか?

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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