院長日記

不妊の施術も「実行→改善」の繰り返し

最近、着替えの際に足が寒いのではないかと思い、タイルカーペットを用意しました。

たったそれだけの話ですが、10何年も続けていると、そんなちょっとした改善点があちこちに見られます。
通ってくれている人たちにも知られていない、ちょっとした工夫や運気アップに繋がりそうなことを散りばめております。
例えば、当院で販売している「トルマリンシート」というものがあります。トルマリンは遠赤外線、微弱電流、マイナスイオンなどを放出していると言います。そのトルマリンを生地に練り込んである(?)ペラペラのシートですが、これをお腹にあてておくと温かいんです。おそらく遠赤外線の効果なのでしょうが、カイロのように熱くならず、時間が経っても冷めることがない!効果は半永久的に続きます。足が冷える人は靴の中敷として利用している人もいます。
実は、そのトルマリンシートは、私は腰が痛いときに腰にあてています。そうするととても楽なんです!人間の体には、もともと生体電流という微弱な電流が流れています。電流と言ってもビリビリすることは全く無く、極々微弱なものですが、悪いところはその流れが乱れていると言われています。腰痛治療でも微弱電流を使用するところもあります。温かいこともあるし、そんな微弱電流の効果もあってか?体が楽になるんですよね。不思議です。
実は、そんなトルマリンシートを枕カバーやベッドカバーの下に敷いて施術を受けてもらっています。特に利用者さんにもお話していないため、「知らなかった~」という人がほとんどだと思います。

そんな工夫を試してみては、数か月様子を見て、意味がないと感じたら辞めますが、何となくでも効果を感じたら継続します。目に見えた効果を感じられなくても、特に害がなければそれも継続します。

当院で行う施術も同様です。初めから全く同じことをしているわけではなく、思いついた理論を試してみては、良さそうなら継続し、そうでなければまた違うことを考え、それを繰り返して成果を上げていきます。仮説→検証を繰り返す実験のようですね。高校から理数科へ通い、理系の道を歩んだ私らしさの表れですが、それによって今の形が出来上がりました。そして今もより確率を上げていくため「発想」を大事にしております。

歳をとると、次第に頭が固くなると言います。月日の経過とともに、多くの経験をし、自分に(良くも悪くも)自信が付いて、「絶対間違いない」って頑固になっちゃうのでしょう。そうならないように、今のうちから頭を柔軟に、多くの情報を受け入れて、常識にとらわれない「発想」に繋げていきたいと考えております。

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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