院長日記

ホルモンの乱れは自分で治せない?

今日のお昼ご飯450円。いつもお世話になっています。妻が骨折してバタバタしていましたが、少し気持ちが落ち着いてきましたので、いつものお店で外食です。日替わりで作ってくれて、野菜も摂れるし、バランスも良い。おばちゃん、いつもありがとう!
人間、不思議なもので、どんなに忙しくても何でも慣れてきちゃいますね。この状況も一生続くわけじゃないから頑張れます。

妊活は先が見えない戦いとよく言われますが、実は長く携わっている者からしたら、「○○さんは、あーして、こーしたら妊娠できる!」という妊娠までの道筋が見えるものです。逆に「今の段階で体外受精に進んでも苦戦するかもしれない」と感じることもあります。
妊活中の方にも段階がありますが、まだ、妊活スタートして間もない方は、体外受精が最後の砦のように考えている方もいます。できれば自然妊娠したいけど、最悪の場合、体外受精まで行えば…くらいに考えている方もいます。それで妊娠できれば良いですが、一般的に体外受精の妊娠率が3割だとすると、7割はまだ妊娠できないことになります。
でも安心してください。道はまだありますから!不妊治療をどこまでステップアップするかに関わらず、まずは自身の心と体を整えておくことが、どんなにプラスに働くか!特に女性はデリケートです。いろんな乱れがホルモンなどの乱れに繋がります。しかし、ホルモンって強制的にコントロールされなくても、本来の自分の心と体を取り戻せば解決しちゃうことも多くあります。不妊専門クリニックの医師でも「みんな考え過ぎ、気にし過ぎ」と仰っていた方もいました。考え過ぎは心の乱れ。この辺の認識は共通してると思います。

とは言え、どんな原因が隠れているかわかりませんから、自分たちだけで何とかしようとするのは危険です。もしかしたら腫瘍があってホルモン値が乱れているかもしれませんからね。医師などの専門家からアドバイスをもらった方がいいです。
体にとって良いとされてる基本的なことくらい(食事や運動を気を付けるなど)は自分でもできます。ただ、管理されないと継続が難しいですけどね。ダイエットと一緒で自己管理って難しいです。ぜひ意識して行動しましょう!

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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