院長日記

浜松科学館にて光を学ぶ

昨日、浜松科学館へ行きました。少し前にリニューアルしたんですよね。中学生までの子供とシニアは無料なこともあり、結構混んでました。昔はいわゆる”the科学館”と言った感じでしたが、とても面白くなってました。
地元浜松ゆかりの人物や企業を紹介しながら、科学を学ぶ。ちょっとしたサイエンスショーも開催したり、ポイントカードを作ってポイントが溜まったり、今どきな”体験型の面白い科学館”といった感じでした。静岡市の日本平動物園がリニューアルして、旭川みたいに面白くなったのと同じよな感覚です(違うかな?)。
その中の光のコーナー。リセットでは光線療法をメインにしているため、光という単語には敏感に反応してしまいます。「光は波長によって性質が異なるよ。その性質を利用した科学技術を見てみよう!」壁に大きく描かれていました。「そうそう」って思いながら本当はじっくり見たかったのですが、子どもが許してくれず、まあ、また後日1人でゆっくり来よう!と決めました。
リセットの光線療法は、写真にあるような、紫外線、可視光、赤外線が全て含まれる総合光線になります。可視光の説明があまり無かったのですが、実は、これが不妊治療にも重宝しています。紫外線、赤外線も免疫力アップや温かくなる作用があるため重要ですが、温めること以上に大事な生体リズムを整える作用が期待できます。自律神経やホルモンなどと関係します。
静岡市民はご存じないかもしれませんが、実は浜松市は光産業が盛んで、それを医学にも応用するような研究も盛んに行われています。静岡大学や浜松ホトニクス、浜松医科大学などが中心となって行っております。なんとかその中に入り込んで、リセットで行う光線療法を妊活用に絞って、家庭で手軽に安価で安全に行える機器を作りたいなという私の夢があります。それを全国に広めたい!
ただ、医療機器っていろいろハードルが高いんです。だから遣り甲斐があるんですけどね。そのためにも今は実績を作らなくてはいけません。だからみんなにもどんどん妊娠して欲しいです。わざわざ静岡市まで毎日通勤してでも、不妊でお悩みのみんなのためにも私のためにも、妊娠する人の数を増やしたいです
静岡市のみなさん、これからよろしくお願いします。

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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