必要な無駄もある

女性は、無駄を省き、すべてを効率よくしたがる傾向があります。旦那さんがドラッグストアで買い物したのにポイントを付けず、イライラしていませんか?旦那さんが趣味で大金を使うことに愚痴っていませんか?

もちろん限度はあります。家計が苦しいのに毎晩飲み歩いていたり、収入に対して支出が多すぎれば問題だと思います。でも、そうでない場合は、旦那さんの無駄だと思う行動も少しは目をつぶって上げて欲しいです。
消費と浪費は違います。その人にとって必要なものは消費です。時間もお金もです。女性にとって不要だと思っても、男性からすると必要なものもあります。酒やたばこが無駄だと思っても、そのお陰で精神が保たれているかもしれません。休みの日にいつまでもダラダラ寝ていることにイライラするかもしれませんが、それがないと体調維持できない体かもしれません。それが無いと、積もりに積もって逆に大きな体調不良に陥るかもしれません。それらの一見無駄だと思うことのおかげで、本人にとってはガス抜きとなり、リセットされているということは多々あります。

また、そこには個人差もあります。価値観の違いということもあります。多少の無駄は、「余裕・ゆとり」と捉えるといいかもしれません。
「時間の余裕=心の余裕」でもあります。旦那さんだけではありません。自分自身にもゆとりが必要です。時間を効率よく使えると、私も嬉しいし満足感があります。ただし、それをずっと継続してキツキツに予定を詰め込むことは決してありません。必ず時間のゆとりのために、だら〜っとする時間も作ります。

ビジネスにおいても、無駄を省くことが必ずしも良いことかというと、そうとも限りません。いろいろ試して、失敗を繰り返すことで、それらが良い経験となって、後の成功に繋がります。無駄を恐れていると前へ進めません。それこそ無駄に時間だけが過ぎてしまいます。

自分のものさしだけで物事を判断せず、お互いが相手の意見を尊重する必要があります。自分にとっては無駄でも、相手にとっては非常に大事な時間・物かもしれません。また、自分の中でも「頑張ることが必ずしも良いこと、結果につながること」とは限らず、遊びや息抜きも時には大事になります。
時間の余裕が心のゆとりにつながるとも言いました。そのためにも早く動き出しましょう。時間の余裕がある内に。

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鈴木 清文
静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>