少子化対策って何が必要?

2022年の出生数が80万人を下回る見通しという記事が以前にありました。過去最低となります。そして、岸田さんが異次元の少子化対策ということで、最近3本柱を挙げています。

  • 経済的支援として、児童手当などを強化
  • サービス充実として、保育園など拡充
  • 育休強化として、働き方改革など推進

”異次元”というほどでもない気もしますが、具体的な数字などを見ないと何とも言えません。今後の発表に期待します。

先週、テレビ朝日の報道ステーションで取り上げた時に、国の「少子化対策の間違いはどこに?」として専門家がお話していました。30年前に少子化の到来を認識していたのに減少し続けているとのこと。

その専門家の方は、出産費用だけでなく、育て上げるまでの費用の問題や、産後の女性の社会復帰の際のキャリアの問題などを挙げていました。本当にその通りだと思います。
一時的な費用ももちろんうれしいですが、その後の学費・生活費等、生涯掛かる費用の不安があって消極的になっている部分もあります。外国では高校・大学無償であったり、子供4人以上で女性の所得税免除のような対策も行われているようで、出生率のアップなど、少子化への一定の成果があるようでした。

海外で行われていることをそのまま日本に導入できるかわかりませんが、そんな政策でしたら異次元をうたっても納得できます。不妊治療に対する補助(保険適応)もいいですが、子供を産みたい意欲を消さないような政策を期待します。

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鈴木 清文
静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>