院長日記

良い流れは自分で引き寄せるもの

世の中にはさまざまな「流れ」があります。良い時もあれば悪い時もある。バイオリズムを線グラフで表現した波をよく見かけますよね。
私は今は絶好調です!でも、20年くらい前はいろいろ大変な時期もありました。10年後はどうなっているかわかりません。良い時こそ、悪くなった時のイメージをし、最悪の事態に備えます。
自分で事業をしていると、よく「安定を望むと衰退していく。常に新しく何かに取り組むことで、ようやく現状維持か、あるいはわずかに成長していく」と言われています。それもあって、少し家から遠いけど、新たに静岡市への出店を決めました。

では、今、絶好調じゃない人はどうすればいいでしょうか?うまくいかない時って何やってもうまくいかないですよね。
「じっと大人しくして、いい流れが来るのを待つ」
それも一つだと思います。下手に何かしようとして失敗し落ち込むよりも、余計な体力を使わず、静かに過ごす。悪くはないと思います。
でも、私は次の良い流れを待っている時間がもったいないので、何か手を打ちます。何とか流れを変えようと、自分の生活をほんの少しだけ変化をつけてみます。大きな変化をつけようとすると疲れるので、ちょっとした変化でいいです。いつも使っているコンビニを変えてみたり、いつもの靴をやめて違う靴で出かけたり、通勤路を変えてみたり…。なんでもいいです。
もともと悪い流れなんだから、それ以上悪くなることはない!だったら、何かをきっかけに少しでも上向いてくれればいいかな。そんな想いです。

不妊で悩んでいる方は、「今、私、絶好調!」と感じている人は少ないと思います。不妊治療をしている人は最近はとてもたくさんいます。では、その人たちがみんな、今悪い時期なのかと言えば、そうではないと思います。そんなに多くの人が悪い時期になるわけがありません。
本来は良い時期なのに、自分でネガティブに悪い方向へ導いている人も少なくないと思います。
いずれにしても、今の悪い流れを変えたければ、妊活も同様に、何かに変化をつけることをオススメします。直接妊活に繋がるような変化じゃなくてもいいです。さっき挙げたような身の回りのちょっとした変化でいいです。
大きな変化を加えれば、流れも大きく変わる可能性はあります。そうでなくても、小さな変化でも、積み重なれば大きな変化になる可能性はあります。たとえ小さな変化であったとしても、何もしないで停滞しているよりは、ちょっとでも流れが変わるきっかけになればいいと思います。
何もしなければ何も変わりませんから、じっとしているだけよりも良いでしょう!
どんな変化を加えるかは自分が負担にならない程度の変化でいいと思います。

  • 病院へ行ってみる
  • 病院を変えてみる
  • 旦那さんに体外受精の話をしてみる
  • 仕事を変えてみる
  • 仕事をやめちゃう
  • 引っ越しする

これらの大きな変化は妊活にも有効に働くかもしれません。でも、ここまでじゃなくても

  • サプリを飲んでみる
  • 休日に普段行かないところへ気晴らしに行ってみる
  • 新しい趣味を探してみる
  • 体に良い新しい何かを試してみる
  • リラクゼーションの時間を作ってみる

このような難しくない変化でもいいでしょう。これらも直接妊活に良い影響が出てくると思います。さらに、もっと些細で妊活に直接関係しないような変化でもいいです。
動こうとしないで何も変わらないよりも、少しでも動き出して良い流れを自分で引き寄せてみてください。一度やり方がわかってくると、今後、何にでも対応できるようになりますよ!
あとは、「絶好調な人の近くに寄り添う」というのも一つの手段になります。「運」は伝染するとも言います。これについてはまた次回お話します。
静岡市でもみんなの心が強くなるように、不妊で悩んだおかげでリセットに出会えて人生の考え方が変わってよかったです、と言ってもらえるように、不妊が良い思い出となるようにがんばります!

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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