院長日記

自分が歳をとったと感じますか?

みなさんはGWはありましたか?社会人になると、連休なんて関係ない!という人もたくさんいます。接客業なら尚更です。みんながお休みの期間の方が忙しいですよね。
私はのんびり、且つ、程々に動いていました。近所の広場でテニス風?なことをしたり、浜松まつりの凧揚会場へ2回ほど自転車で出かけたりと、結構疲れた日もありましたが、のんびりする時間も作って良い休暇を過ごせました。中でも今年初めての試みで、潮干狩りに行ってハマグリを採って来ました。アサリじゃないですよ、ハマグリです。アサリとか他のよくわからない貝も少し混ざっていましたが、ほぼハマグリです。食べきれないくらい採れたので姉妹にお裾分けしました。採れると楽しいんですよね。また来年行こうかな!?興味がある人は鈴木まで。

さて、この連休にも感じましたが、ここ数年、自分の老化をヒシヒシと感じています。私は今45歳ですが、急に疲れが溜まるようになりました。夜10時、11時とかには眠くなります。30代のころの想像以上に体は老化しています。仕事柄、最近は20代〜40代の方とお話することが多いですが、みんなだいたい同じような傾向があります。

20代後半になると、二十歳そこそこの子を見て「自分たちも、もうおじさん、おばさんだね」と言っているが、そうは言ってもまだ老化などとは無縁。どこかまだ若いと思っている。いろいろ悩む時期。
30代前半は、ついに大台に乗っちゃったなという気持ち。社会的にもいろいろ経験してきてだいぶ本当の意味の”大人”になったのを感じる。今思うと20代のころの自分ってまだ青かったなと思う。太りやすくなって、代謝が落ちたのを実感。
30代後半は、気持ち的には30代前半とそんなに変わらない。また次の大台(40代)が近づくのを感じるくらい。でも、特に女性は見えないところで老化が進み始める。東洋医学では、女性は7の倍数(男性は8の倍数)で変化が訪れると言われており、35歳が一つの体の転機とも言われている。最近はあまり言わないが、”高齢出産”のラインもまさにこのあたり。
40代になると、仕事もプライベートも更に一経験増す。それなりの立場に立つ人も増えてくる。それに伴い仕事が忙しくなる。30代があっという間に終わったのに、時間の経過がもっと早くなる。何をやっても痩せなくなったり、シミが増えたり、白髪が出始めたり、代謝の低下を更に感じる。30代は、まだいろんな意味で若かったなと思う。”お金より大切なもの”の存在を実感し始める。

きっと自分の年代までは、ある程度当てはまり、「そうそう」って思える部分もあると思います。でも、それ以上の年代に関しては、「まあ、そりゃそうだよね。歳をとるわけだし」くらいにしか思わないでしょう。
そして、「あの時、あーすればよかった」「もっと若いうちにやればよかった」などの後悔が、どの年代においてもあります。私と同世代の方とは「自分が思っていた以上に時間の経過が早いし、老化もあるよね」と共感しています。

見た目や体力的な問題だけじゃなく、人としての経験値で言っても「あの頃はまだ若かったな」と思います。30代の時には20代は若かった、40代の今は30代は若かったと思います。きっと、50代の人からは40代はまだ若いと思われているんだろうなと思います。学歴のある方が特に、自分ではもう立派なオトナだし、いろいろ経験してきたから自分で解決できると考えてしまいがちですが、人生の先輩からは多くの学ぶことがあります。特にその道のプロは、自分がネットや書籍などで調べた”にわか知識”よりも、それ以上に深い知識と経験があります。
妊活の場合、年齢は大きな意味を持ってきます。少し先の年齢を行く私から一つアドバイスします。妊活は妊娠できる年齢を基準にしがちですが、妊娠・出産の後には今度は子育てが待っています。成人を迎えるまで育て上げるためには、お金だけでなく体力も必要になります。自分が元気に育て上げることができる年齢を基準に、子供が何人欲しいかも含め、逆算して「◯◯歳までに妊娠したほうが良い」という自分のライフプランを立てることをオススメします。

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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