院長日記

病は気から。治るのも気から

よく「病は気から」と言います。何でも気にし過ぎたり、クヨクヨしていると、本当に病気になってしまいます。不思議かもしれませんが、よくあります。不妊治療は、「治療」と言っても果たして病にあたるのかはわかりませんが、接骨院を長年経営していて腰痛なども同じことが言えるなーと思います。

  • 考えすぎで脳が疲れてるな~
  • やることいっぱい抱えてるから(脳が負担抱えてるから)、そのうちぎっくり腰でもしちゃいそうだな~
  • このネガティブな気持ちでは、きっと何も行動できないな~

このような状態のときには、本当にどこか体を壊してしまいます。ぎっくり腰などは、私は「頭と体を休めなさい」という脳からのメッセージだと思っています。
そして、矯正やマッサージなどの施術を行っても、全く同じことをしても効果がある人とない人がいます。私のことを信じてくれている人は大体効果があります。信じていない人は、心のどこかでバリアを張っていて、施術の効果が見られないこともあります。本当に不思議です。
これは施術側の人間の気持ちでも変わってきます。自信をもってやる先生と、本当に治るかな~と思ってやる先生では、同じことをやっても効果に違いが出てきます。私は、治療する側も受ける側も、本気で向き合っていれば大抵のことはなんとかなると思っています。

何も肩こり・腰痛だけじゃないです。不妊治療においても同様です。よく病院の先生の愚痴を言う方がいますが、「もし、お医者さんのことが信頼できないなら、違うところに行ってみたらどう?」とアドバイスします。「いろいろ行ってみて、自分が信頼できる先生のところで診てもらった方がいいよ。」
口コミとか権威とかに振り回されている人もいます。はじめはそれで判断してもいいですが、続けるかどうか判断するときは、本当に自分に合ったところか、自分で決めてほしいです。そして、一度決めたらしばらくはその先生に付いていって欲しいです。
特に不妊治療に関しては、ホルモンが大きく関係してきますから、ポジティブな気持ちとネガティブな気持ちでは、結果が変わっても不思議じゃありません。自分の気持ち次第で行動も変わってきます。一度、自分の考え方・気持ちを振り返って整理してみてはいかがでしょうか!?

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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