院長日記

気付かぬストレス

我が家も不妊に悩みましたが、体質改善のおかげで無事、妊娠・出産を迎え、あれから早10年になります。一度体質が変わると、その後はそれほど苦労することなく、今では3人の子供を抱えています。
子供がいない時は「欲しい欲しい」でしたが、いざ出来ると自分の時間が子供に取られてしまいます。旅行なども制限されますし、温泉へ行っても一人でゆっくり入っていられません。大変な部分も当然ありましたが、まだ小さいうちは、可愛いから苦ではありません!
子供も大きくなり、少し手が離れられるようになると、今思うとやっぱり子育てにはストレスが避けられなかったんだなと感じています。

まだ小さいうちは、どんなにいい子でも、どんなに可愛くても目を離せないため、常にアンテナを張って見張っていないといけません。どこかへ行かないように、危ないことしないように、ずっと見ていないといけません。当時は当たり前だと思っていたので、別に苦でもなかったです。
しかし、どんなに楽しくても、何もしないでボーっとしている時間以外は気が張ってます。一人でのんびりお風呂に入れるようになって、「あーーー、リラックスってこういうことだったな~」って思い出しました。2人目不妊の方などは、こういったことも原因の一つではないかな~と感じています。

子育てだけじゃありません。仕事が楽しいという人でも、時間に追われたりやることたくさん抱えていると、気付かないところでストレスを抱えています。旅行、飲み会、BBQなど、楽しいイベントでも、たくさん抱えすぎると脳にとっては同様な作用が起きかねません。

「何も考えない」そんな時間をちゃんと作りましょう。1日5分でも瞑想する時間を作るとストレス発散にいいと言います。女性の長風呂も、お風呂でボーっとする時間を作るためには大事だなと思いました。
自分では気付いていない、見えないストレスを発散するためにも、不妊治療をうまくいかせるためにも、ボーっとする時間をつくることは大事ですよ!

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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