院長日記

正月飾りで神頼み

昨日テレビでやっていた情報を共有します。TBSの「この差って何ですか?」という番組です。昨日は興味深い内容のものが多く、急いで番組を録画しました。「お正月の準備にまつわる差」「プチ断食の効果の差」などで妊活に役立つかもという内容がありました。

プチ断食に関しては、私も時々やりますし、利用者さんにもある程度指導しています。ある程度と言うのは、しっかりやろうとすると、モチベーションの高い人はいいですが、そうでない人もいるため、誰でも無理なくできる内容になるよう、なるべく簡単にしたものを指導しています。番組内で紹介していたものは、週末断食、月曜断食、半日断食の3つでした。番組内ではダイエット目的で体重を計測していましたが、断食は基本は健康のためにするものです。どれでもいいと思います。それぞれ書籍が出版されているようですので、興味があれば妊活のためにもやってください。

正月飾りに関しては、しめ縄飾りや門松についてのお話でした。しめ縄は、厄を追い払うものとのことでした。地域によっていろんな形、大きさなどがありますが、形、大きさはなんでも良いとのことです。(豊橋の飾りって変わってたんですよ~。静岡市は浜松と一緒かな!?)それよりも、飾りの内容が大事なようです。
・橙(だいだい)は「代々栄える」という縁起を担いでいる
・ゆずり葉(ゆずりは)は子孫繁栄を意味する
・裏白(うらじろ)は心の潔白、長寿を意味する
・南天(なんてん)は「難転」の語呂から厄を寄せず招福の縁起物を意味する
ネットで調べた中では、昆布も「喜ぶ」との語呂や「子持ち昆布、子生(こぶ)」などから、喜びの多い年、子孫繁栄などを意味するともありました。
そのため、いろいろたくさん付いているものを選べばいいかもしれません!不妊治療中の方へは、特に「ゆずり葉」や「昆布」が付いていた方が子孫繁栄(=子宝)にオススメということになります。昆布が無ければ乾燥した昆布をカットして自分で刺せばいいと思います。
門松に関しては、神様が来てくれるように場所を知らせるもののようです。左右に1対置きますが、3本の竹の内、2番目の高さのものを内側に来るように置くと、迎え飾りと言って「福を迎え入れる、子供を迎え入れる」などの意味があるとのこと。なかなか門松まで置く家庭は今は少ないかもしれませんが、ホームセンターなどで安いものを見つけたりしたら、機会があれば実践してください。

この記事を書いていて、一つ一つ意味があるのがおせち料理みたいだな~と思いました。おせち料理の中でも、昆布って確か同じ意味がありましたよね。神頼みで子宝祈願に行くのであれば、こういった飾りも同時に取り入れてみてはいかがでしょうか!?

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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