院長日記

受け入れてしまえば慣れるよ

気付けば5月も半ばに差し掛かりました。妻が骨折で入院してから1か月以上経ちます。人はどんな状況に置かれても、次第に慣れてきます。初めは環境が変わり、あれもこれもやらないといけなくて、とても大変でした。しかし、それも要領を掴むと、手を抜いてよいところが分かってきて、忙しいのも当たり前になってきます。
先日、水曜日のダウンタウンであった企画「クサいニオイで神経衰弱、鼻がバカになってなかなか決着つかない説」。笑いながら見ていましたが、初めはみんな「オェ~」ってなっていましたが、後半はみんな慣れて平気で臭いを嗅いでいました。人間の適応能力ってすごいですね。

私のモットーとして「今の環境を楽しむ!」というのがあります。
今、ツライ状況にあったら、思い切って環境を変えることも一つの手段です。「仕事が辛かったら変える」とかね。仕事を変えることは生活の中での大きな変化であり、大きな変化はストレスですが、今、ずっとストレスを溜めて生活しているなら、大きく変えてみても良いようにも思うのですが…。ただ、なかなかそこに踏み切れない人もたくさんいます。
環境を変えることは、たしかに大変です。だったら、今の環境を受け入れて、今、置かれている状況を楽しむよう、考え方を変えた方がいいです。いつまでもツライ状況が続くわけではありません。必ず終わりは来ます。その時が来るまで経験をたくさんして、今しか経験できないことをしておく。私はそのように考えています。

今回の私の大変な時間も、

  • おかげでスーパーに詳しくなったな(あそこは卵がいくらだ?とか、主婦のような会話をしています)
  • お気に入りの肉屋に出会えたな
  • 任せていた仕事を修正する良い機会になったな
  • 女性ホルモン関連で新たな発想が生まれたかも!

細かいことを挙げればキリがないです。たくさんの経験や気付きを得ることができました。

ただ、慣れはしますが、体は大変なことに変わりはありません。頭もフル回転している分、しっかりケアして休めてあげないといけません。今回私も、自分に合ったケアのサイクルが見つかりました!ちゃんと計画的にケアしないと、大抵なあなあになってしまい、結局、疲労等が蓄積して各臓器に負担がかかります。「空いた時間に」と思っていると、間違いなく蓄積していきます。
そういえば、ある機器の導入を検討していて、先日、デモンストレーションで私自身の体を使って状態を測定したとき、「すごく状態が良いですね。何もしない段階で、この状態の方、ここ数年見たことありません!」と褒められました。本当は、「ここに疲れが出ていて、ケアすることで〇%改善される」ということを示したかったようですが、元々悪くないから大きな変化は見られず。でも、褒められて嫌な気はしません。自分のケアが間違っていなかったな、と実感できました!

今を楽しむことができると、少なくともストレスは軽減します。ゼロにはなりませんが、負担は大きく減ります。ストレスを軽減することで、老化を遅らせることができないかな~と考えています。50歳になったときに、数歳若く見られないか楽しみです。

書こうと思った内容と全然違う内容になってしまいましたが、まあ、いいや。こっちの方が妊活においても大事な内容だし。本来書こうとしたどうでもいい内容の記事は、また今度にします。

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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