院長日記

何でも人生相談

夫婦の形っていろいろです。例えば、こういった夫婦がいたとします。

  • 妊活に対して、旦那さんが積極的じゃない
  • 話し合おうとしても逃げる
  • 少し話せたと思っても「別に」と答える
  • 普段は仲が良い

そういった夫婦も結構多いです。そういう時って、女性の体を整えるだけでは妊娠は難しい。だから、そんな悩みを打ち明けてくれたら、どうしたら良いか?リセットでは一緒に考えます。

旦那さんと直接話しができるわけではないので、我々が旦那さんの気持ちを変えさせるのは難しい。また、夫婦間の問題でもあるので、我々が口出しすることもおかしい。そんな中でも悩みを解決してあげたい。まずは、どこに問題があるか?
そんなことまで考えながら施術をします。

例えば、上記の場合、夫婦仲が悪くないのであれば、旦那さんにも積極的になれない理由があるはずです。

  • 妊活のお金の問題か?
  • 将来的なお金の問題か?
  • もっと2人の時間を楽しみたいのか?
  • 本当は欲しいけど、タイミングのプレッシャーを感じているのか?
  • 仕事など妊活以外でストレスがすごくて、それどころじゃないのか?
  • 妊活の話ばかりで嫌になってしまったのか?
  • まだ早いと思っているのか?

昔からそうなのか?途中から態度が変わって来たのか?「別に」の一言ではなく、「どっちでもいい」「知らない」「わからない」「…(無言)」など、言葉のニュアンスによっても微妙に変わってきます。
昔はそうじゃなかったなら→しつこくて嫌になっているかも、他に悩みごとが山積みかも、誰にも言えない深い悩みがあるかも、人生に嫌になってるかも…。

本当は旦那さんも望んでいるはずなのに、嫌になってしまったり、裏返しの表現だったりしたら、もったいないです。もし、これらが妊活にも影響していたら、解決してもらいたい。妊娠のためには必須条件です。お節介かもしれませんが、アプローチの仕方を一緒に考えます。

病院ではそこまで口出しはしないと思います。病院以外でも普通はそこまでしないかも…。でも、そういった背景も解決していかないと、妊娠は難しい場面もあります。そこまで話してくれる人なら、こちらも出来るだけのことをしてあげたいです。

子供が出来ることは、将来にも係わります。それは女性だけでなく、男性にとっても同じです。すべて解決できるわけではないですが、男女とも悩み・不安は1つでも減らしておきたいものです。夫婦の人生に係わる仕事だと思っています。幸せな人生が送れるよう、妊活に直接関係なくても相談に乗ります!

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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