院長日記

不育症の記事発見

先日、「週間朝日 3.26増大号」に不育症の記事が乗っていました。この記事を載せるのが少し遅くなってしまいましたが、まだ売ってるのかな?

一番下の小さな文字「不育症」に敏感に反応しました!我ながら、よく気づいたなーと感心しました。日本医科大学病院産婦人科教授の竹下俊行医師と、杉ウイメンズクリニック院長の杉俊隆医師のお話が書かれていました。2ページだけでしたが、私も詳細は知らなかった内容だったので、購入してよかったです。

記事を直接載せると問題がありそうなので、要点だけ述べます。

  • 流産は全妊娠の10〜15%で起こる。ほとんどは赤ちゃん側の問題
  • 約4.2%が2回以上の流産を経験している。その時は親側の問題も疑わなければならない
  • 主な原因は「抗リン脂質抗体症候群」「子宮形態異常」「夫婦いずれかの染色体異常」の3つ
  • 血液中の第Ⅶ因子やプロテインS、プロテインCが少ない場合も血栓ができやすく、流産を引き起こす可能性がある
  • 検査をしても約65%の人は明らかな異常が見つからない

とのことです。不妊症の情報は世の中に増えてきましたが、いよいよ不育症についても特集されるようになりましたね。情報が増えることは良いこと。心当たりのある方は購入して読んでみてください。

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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