院長日記

不妊治療の保険適応までのスケジュール

以前に紹介したトルマリンシート。売れてます!一度無くなったので、追加で持ってきました。寒くなってきたらオススメです。ぜひ、一つお試しください!

【独自】不妊治療「22年度保険適用」…政府の工程表が判明
読売新聞の記事が先ほどヤフーで紹介されていました。不妊治療の保険適応に関する大まかなスケジュールです。

来年1月から助成制度を拡充。夏頃までにガイドラインを完成させて、22年頭に保険適応を決定。22年4月から運用開始。そんな流れのようです。順調にいって、22年の4月からということですね。
あと1年ちょっと。長いようで、きっとあっという間に1年経ったな~って言ってるんだろうな~と思います。でも、その1年を待っていられない人もいますよね。

しかし、助成制度も大幅に拡充とのこと。現行2回目以降は15万円のところを、2回目以降も30万円を6回まで(40~42歳は3回)。出産すれば回数のリセット、所得制限も撤廃を検討。いいじゃないですか?

ただ、記事の中でもありましたが、「標準的な治療法や診療報酬(価格)などを議論する」の一文。何気に前から気になっていました。不妊治療に限らず保険適応となると、あくまで「標準的な治療」なんですよね。医師の判断で、本来はこの薬の方がこの患者さんには効果があると判断しても、「保険の範囲で」と患者さんが希望すれば、保険の範囲で使える薬に限られたり、いろいろ縛りが出てきて、裾野は広がっても妊娠率が低下しないかな?と少し考えてしまいました。あくまで推測ですが。病院の先生たちもモドカシイかもしれませんね。

それでも利用する側にとっては選択肢が増えていいですよね。静岡市は体外受精を行える病院も多い方ですから、みなさんは恵まれている方だと思います。リセットとしては、その前に体を整えておくことをオススメします!

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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