院長日記

お金と時間と妊活

少し前の日めくりカレンダーです。私は毎日日めくりをめくっています。時間が経過しているのを実感できるし、いろんな情報が入ってくるからです。ちなみに10月19日はトークの日だったそうです。
日めくりがないと、あっという間に一カ月、その積み重ねで半年、1年経ってしまいます。日めくりをめくっても早いものは早いですけどね。ただ、日が経つのは実感できます。カレンダーが薄くなってくると今年もわずかだなって感じます。
私は日頃から時間の大切さを訴えています。妊活に限らず、時間はこの上なく大切なものだと思っています。お金持ちの人たちも、20代のころに戻れるなら何千万、何億円でも出すとよく言います。
女性は”若さ”と言う言葉を使った方がピンとくるかもしれませんね。若い方が、見た目の問題もありますが、それだけでなく、健康であり、やる気もあり、何といっても残された時間がたっぷりあります。美容面だけじゃないですよ。

それだけ時間というものは貴重なもので、お金では買えないものなんです。お金のことばかり頭にあって、それに縛られている人もいますが、お金は後からでもなんとでもなります。
しかも、大人になるにつれて、多少なりとも収入が上がってくれば、 お金の価値も変わってきます。 子供のころ頑張って貯めたお年玉貯金も、大人になってから見ると思ったほどの大金ではないと思いませんか?初めてもらった初任給10万、20万円が、当時は「こんなにもらっていいの?」と思いませんでしたか?それも今じゃ少なく感じますよね。
40代、50代となるにつれて、平均年収は上がります。今、身を削って頑張って貯金しても、10年後に同じ額を貯金しようとしたら、頑張れば、今より短期間で貯まってしまうでしょう。(もちろん頑張ればですよ)
いつも言いますが、お金は後からでもなんとでもなります。でも過ぎた時間はなんともなりません。お金で若さは買えません。お金は有効に使いながら、若いうちにしかできないことをやって欲しいです。また、有効に使ったお金は、あとからまた違う報酬として返ってきます。
私は、せっかく静岡市まで毎日通勤していますので、今しかできないこと、静岡市でしかできないことを楽しみたいと思っています。

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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