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院長日記

「気象病・歩行と老化・血糖値」と不妊

先日放送の「カズレーザーと学ぶ」。○○についての最新情報、最新研究などを専門家がお話し、カズレーザーがわかりやすくかみ砕いて説明してくれます。今週は「健康診断で問題がなくても要注意な現代病」ということで、3つのテーマがありました。(日テレサイト

  • 「頭痛・だるさ・肌のくすみまで!今急上昇中の“○○”気象病」
  • 「O脚&老け顔に!寿命が縮む歩きスマホの恐怖!?」
  • 「やせているほどかかりやすい!?若者をむしばむ“隠れ●●病”」

これ、すべて妊活中のみんなにも見てもらいたいと思いました。

気象病

そもそも気象病の原因は、気圧の変化によって耳の奥の内耳が過剰な興奮状態となり、自律神経のバランスが乱れることにある

1つ目。中部大学 生命健康科学部 佐藤純教授は、頭痛・だるさ・肌のくすみまで悪化させる要因の一つとしてスマホを挙げています。うつむく姿勢がストレートネックを引き起こし、動きの悪化→血流低下→内耳が敏感 へと繋がると仰います。

歩きスマホと歩行速度

歩行という行為自体が脳や脊椎、さまざまな運動器との間で、莫大な情報交換が伴う運動であるため、歩行速度の遅い人は海馬が委縮しやすい傾向にある

下北沢病院 久道勝也理事長は、歩きスマホが歩行速度の低下に繋がり、歩行速度が速い方が長生きする。また、歩行姿勢も影響し、O脚になりやすいと仰います。

若い女性にも多い隠れ糖尿病

そして3つ目。特にこれは不妊治療にも影響してくると私は考えています。「隠れ糖尿病」「血糖値スパイク」の話です。

糖尿病と診断される患者さんは、常に高い値を示します。正常な人は、食後に少し上がりますが、安定して100前後をキープします。隠れ糖尿病という人は、食後の血糖値が急激に上昇(血糖値スパイク)します。血液検査を行っても、空腹時血糖は正常なため異常が見られません。
順天堂大学大学院 医学研究科の田村好史教授は、やせ型の女性であっても、糖尿病に移行する可能性のある“隠れ糖尿病”になっているリスクがあると仰いました。毎日8000歩歩くこと、食後に3分歩くこと、などを対策として紹介されました。

すべて不妊に影響する

私はこれらすべてが不妊に関係すると考えます。自律神経のバランス、脳機能、安定した血糖値。すべて必要です。特に血糖値の乱降下は、安定させることを意識した施術を行っていました。寒暖差アレルギーなどもそうですが、変化はストレスです。血管への負担だけでなく、脳への負担もかかります。
血糖値を安定させることで、卵胞を育てるための安定したエネルギー源を確保できます。血糖値を安定させるには、肝臓や筋肉に貯蔵しなければなりません。いろいろ繋がってきます。

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鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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