院長日記

食事制限やめたら調子が良い

「○○さんは、もう少しご飯を食べた方が良いよ!」
そんなアドバイスをすることがよくあります。お話を聞いていくと、明らかにエネルギー不足という女性が結構います。この時、2つのパターンがあります。

  1. 健康のため、美容のために食べる量や内容をコントロールしている
  2. 本人の中ではたくさん食べている。これ以上食べられない

食事制限し過ぎは厳禁

1の場合は、見た目はスタイルも良くキレイな人が多いのですが、健康面から見た時には意外と問題があったりします。適正体重が、女性が望む適正体重と健康面から見た適正体重が違うというギャップが原因になっています。
「太りたくないから糖質制限している」「健康のために野菜ばかり食べている」
自分では良かれとおもってしてることなので否定はできません。ただ、妊娠も出産も、とてもエネルギーが必要です。自分1人が生活するだけなら省エネで行動していればそれなりに健康に生活できます。大きな病気にはならないかもしれません。
しかし、卵巣内で卵が育つためには省エネではダメです。子宮の内膜を育てるのも、妊娠維持するのも、それなりのエネルギー源が必要です。それを反応させてATP(体のエネルギー)を生み出すためのビタミン、ミネラル等も必要です。ただ、このタイプの人は正しく食べれば大丈夫です。
「太るの覚悟でご飯を食べたら、便秘が改善した」という人もいます。ちゃんと食べることで、機能が回復したのでしょう。これで代謝が上がれば、逆に痩せることさえあります。良い流れのスタートを切りました!

私のある日の昼食450円

サプリを飲むことは悪いことじゃない

一方、問題なのは2のパターンの方です。たくさん食べているからこれ以上食べられない。そういう方もいます。たくさん食べているかどうかは本人の感覚なので、周りから見たら「少ない!」と思うかもしれません。ずっと少食だったので、たくさん食べられなくなっているかもしれません。頭でそう思い込んでいるだけかもしれません。
それでも本人の中ではたくさん食べているというのは事実です。しかし、エネルギーが不足しているのも事実です。たくさん食べても、それ以上に消費したら不足します。これ以上、食事量を増やせない場合、何かで補給しないといけません。そんな時に必要なのが、サプリや健康食品です。
サプリから摂ることに抵抗がある人もいます。しかし、食事で必要量を満たすことは、なかなか大変なことです。余程栄養学に精通していれば、「鳥むね肉〇gでたんぱく質が〇g」などの計算ができますが、一般の人が栄養素やグラムまで意識して料理するのは困難だと思います。アレンジも大変です。サプリ等を飲んだ方が確実にコントロールできます。頭も楽なハズです。

情報が多く”決断”に迫られて、考えることが多い世の中、妊活のためにも少しでも頭を楽にしたいところです。余計なストレスは減らしましょう。そして、体のために行っているが実は間違っていること。雑誌でもよく特集を見ます。記事の信憑性もありますが、正しい判断をしないと逆効果なんてことも…。要注意です。
便秘などのちょっとした不調も改善してくると、自分が自分らしく、人間らしい生活になって来たのを実感できます。そうなると、「前の状態で体外受精を行っても厳しかったかも…」と自然と思えるでしょう。

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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