危機感を共有したい

8月は静岡店だけで2名の陽性反応が出た報告を頂きました。新型コロナが落ち着くまでは、密回避もあって、院長の私が一人だけでほどほどに見ていこうと決めました。その中で、2人の妊娠!まずまずだと思います。
2人とも体外受精を行っております、40代の方になります。無事出産まで行くことを祈ります。

静岡店の特徴として、「みんなのんびりだなー」と思うことが多々あります。静岡市民の市民性でしょうね。人はとてもいいのですが、妊活においては少し危険です。あっという間に時間は経ちますからね。

浜松、豊橋と多くの方を見てきて、カウンセリングを行えば「だいたいこの方はいけるだろうな」というのがわかります。経験上「この方は急がないと危険だな」と思っても、あまり危機感が伝わってこないことが他店に比べて多いです。もちろんみんなじゃないです。でも、こちらが感じる危機感がなかなか思うように伝わらないんですよね。
年齢だけじゃないです。仕事の状況や不妊治療もどこまでやる覚悟があるか?(タイミングだけ?体外受精まで考慮に入れてる?)、旦那さんの理解・協力など、いろんな要素を踏まえてです。

  • まだ大丈夫
  • もう少し様子を見てみる
  • 仕事が忙しくて行く時間がない

だいたいみんな同じ理由で、ズルズル時間が経ってしまい、卵巣含め、体全体の老化が進み、厳しい状況に追い込まれます。
そして、余程追い込まれないと人間って本気になれません。不妊治療に限らず、何でもそうですよね。多くの経験をし、多くの方を見てきた者からすると、今動けば回避できるのにどうしたら危機感持って本気になって行動してくれるかな?といつも考えています。
大雨の後、危機感が薄くて川の様子を見に行って被害に合う高齢者や、避難指示が出ていても「まだ大丈夫でしょ」と甘く見ていて被害に合う家族、そんな様子と被ってしまうところがあります。

命に係わることなら必死になりますが、妊活の場合は自分の命を脅かすところまではいきません。だからズルズルいってしまうんですよね。
逆に、災害の場合は命に係わりますが、危機を乗り越えたらそれは大きな経験となります。以降に起こる災害時に活かせます。でも、妊活には”以降”がありません。中年、老後に同じ経験を迎えることがありません。
辛い経験は人を成長させますが、できることなら避けたいです。妊活で起こる辛い経験は、早く行動することで避けられる可能性が高いです。

また、体外受精など妊活はお金がかかるというイメージがあると思います。まあ、間違いではありませんが、お金のことだけで判断するのはできれば避けて欲しいです。20代、30代のころと、40代、50代になってからでは、お金の価値は変わってきます。多くの場合、世帯年収が上がってきますから。(厚生労働省発表の「2019年 国民生活基礎調査の概況」など参照)
あの時、数万円(あるいは数十万円)の出費を恐れて諦めたけど、今ならそれくらいの出費ならできそうだな。あの時、少し頑張ってでもお金を工面してチャレンジしてみたらよかったな。と、後から後悔にならないようにしてもらいたいです。

先日、ヤモリを見ました。ちょっと鳥肌たったけど、「家守」って言うし、何となく縁起が良いよな~。ネットで調べたら、妊活にも良いみたいじゃん!
本当はそんな記事を書こうと思っていたのに、書き始めたら全然違う話になってしまいました。きっと自分の中にずっとモヤモヤしたものがあったのだと思います。初めは「ヤモリは妊活にいい!?」ってタイトルだったけど、急遽書き直し。
コロナで失われた1年、2年。いくら妊活のためと言っても過ぎた時間は返ってきません。のんびりもいいけど、妊活においては、ちょっと危機感も持っていただきたいです。

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投稿者プロフィール

鈴木 清文
鈴木 清文体のメンテナンスReset代表
静岡県浜松市出身。
浜松西高卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。
現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。
好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>