院長日記

コロナ期間に脳が衰えてる?

数年前の雑誌Presidentの記事で、「ストレスをためやすい10のタイプ」というのが掲載されていました。その10個は次のようです。

  • 何事も完璧をめざす
  • 責任感が強い
  • 人に頼むのが苦手
  • 頼まれると断れない
  • 周りの評価が気になる
  • 勝ち負けにこだわる
  • コンプレックスがある
  • 何事も「やらされている」感がする
  • 心を許せる話し相手がいない
  • 趣味と言えるものがない

これを見た時、すごく共感しました。みなさんはどうでしょう??結構当てはまるのではないでしょうか?少なくとも、不妊に悩み、リセットへ来てくれる方たちは、多くの人がたくさんあてはまると感じました。

NK細胞はストレスに弱い。つまり、ストレスが免疫力を低下してしまいます。笑ったり、楽しいことを考えるだけでも免疫力はアップします。

この雑誌では、イギリスの医学雑誌にあった調査報告を取り上げていました。
乳がん患者さんを4つのグループに分け、経過観察しました。(A)「病気に負けない」と積極的に立ち向かう、(B)病気を忘れようとする、(C)病気のことばかり深刻に考える、(D)あきらめて絶望的になる。
10年後の生存率は、(A)70% に対して(D)20%。前向きな精神が免疫力を強化したと考えられます。

気にし過ぎないことも重要です。フィンランドの調査からの引用。循環器系の弱い40代前半の男性を(A)まじめに健康管理するグループと、(B)管理しないグループ に分け、5年間、(A)にはアドバイスと薬の処方を行い、(B)は好きなように暮らしてもらいました。
10年後、多くの面で健康状態が良かったのは(B)グループでした。

食品添加物が良くないとか、食べ物にも気を使う女性は多いですが、気にし過ぎないで!と言っています。交感神経が働き過ぎる恐れがあります。フィンランドの調査は、気にし過ぎが、気にしない人よりも悪くなった良い例だと思います。

この3年間、世界中がコロナに振り回されました。最近、みんなの物忘れが激しい気がします。「あれ、あの人…、あのドラマに出ていた人…」。全部「あれ」です。私は40歳を過ぎた頃から当然のようにあります!
でも、もっと若い人たちでも、世間話の中で最近同じようなこと言っています。あれ、あれって。コロナを強く気にしていたことと関係があるように感じます。これも情報過多と同様、脳の過労ではないか?コロナ感染以上に、脳に支障が出ていないだうか!?心配になります。

ストレス、気にし過ぎなどの脳への負担は、ホルモンにも直接影響するし、NK細胞の働きを弱め、免疫力の低下、それが健康状態にも影響します。健康になるためにやってること、妊娠するためにやってること、逆効果にならないよう、気を付けてください。
こういうことって、自分では気付きにくいです。周りから指摘されたら素直に受け入れ、一度、客観的に物事を見るようにしてください。できれば、自分でもパートナーでもない第3者に相談した方が客観的な意見をもらえます。それこそ、初めの10個の項目にも関係しますが、もっと周りを頼ったり、冷静な判断ができる人に相談しましょう!

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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