院長日記

子宝は縁結び

今年も早くも2週間経ちました。正月気分は抜けましたか?どこか初詣は行きましたか?30代の女性は、厄年がたくさん来ますよね。前厄、後厄も含めると、毎年のように厄除けへ行っている人もいます。私はみなさんの子宝祈願にも行きました!

ところで、神社、仏閣などはみなさん信じていますか?困った時には「神様、仏様!」と拝んでいませんか?
今は不妊に悩んでいるため、不妊治療の病院を探し、不妊鍼灸、不妊漢方、不妊整体、骨盤矯正などもいいのかな?とやれることは何でも試してみて、最終的には神頼み。そんな状態になっていませんか?
でも、本来は「困ったときの神頼み」ではなくて、常日頃からお礼参りに行く方がいいです。私は不定期ではありますが、時間が取れたらお宮参りして「いつもありがとうございます」と拝んでいます。静岡市へ来るようになって、これからは浅間神社へマメに行こうと思っています。(既に2回行っています)

妊活中の場合、どうしても子宝に良い神社を探してしまうと思います。それも良いと思います。でも、遠くの神社の場合はどうしても”お願い”に行く要素が強いと思います。でも、”お礼”の気持ちを表すためには近くの神社の方が行きやすいと思います
子宝神社が近くに無い場合は、縁結びの神様でいいです。子宝は”赤ちゃんとのご縁”だと、ある神社で言われました。なるほど~と思いました。縁結びの神様ならそれほど遠くへ出かけなくてもあるのではないでしょうか?

私個人としては、そもそも人とのご縁を大切にしています。人生一人では生きていけません。コンビニでもファミレスでも、人に作ってもらって、運んでもらって、お会計してもらって・・・。仕事でも人と必ず接します。機械化、AI化されても、それを使うのは人です。そして、お金を使うのも人です。だから、家族、友人、親戚、仕事仲間、患者さんなど、人は一番の宝だと思っています。
支え合って生きていくためには、まずは自分から支えてあげること。自分にその気持ちが無いと、周りから支えてもらうことだけ願っても無理です。私が神社へ行くときは「いつもありがとうございます。これからも私と係わったすべての人が幸せになりますように。」と拝みます。周りが幸せになってくれることで、自分にも帰ってくると考えます。
妊活中の方を支えていくことに自信があるから、今、私はこの仕事をしています。2~3回来ていただき、施術しながらお話をすれば、その方が妊娠するために必要なことは大体わかるようになりました。1回でもだいたいわかりますが、まだ全てを話してくれない人もいます。それでも2~3回来てくれれば心を開いていろいろ話してくれます。ただ、時間や仕事、お金の問題などがあって、全員が思うように行動してくれるわけではないですが…。仕方ないですけどね。でも、その経験とノウハウをもって人を支えてあげることができるのが、とても楽しいです。

みなさんも人とのご縁を大切に。その先に、赤ちゃんとのご縁も待っているのではないでしょうか!?

鈴木 清文

鈴木 清文

静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>

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