意外と難しいタイミング

精子や卵子の寿命はご存知でしょうか?一般的に、精子は2,3日(48~72時間)、卵子は1日(24時間)ほどだと言われています。精子はまだいいですが、卵子は24時間ですよ。その元気な間に精子と卵子が出会わないといけないんですよ。短くないですか?

仮に9/1午前1時に排卵したとします。そうすると、卵子が元気なのは翌日9/2午前1時までになります。排卵予定日が9/1だったため、9/1夜23時過ぎなどにタイミングを取ったとします。そうすると、卵子が元気なのは後2時間ほどしかありません。
射精後、精子が卵子の元まで泳いでいく時間が1~2時間とも言われています。時間いっぱいいっぱいですよね!?
みんなにタイミングは取れたか?と確認すると、「だいたい取れた」「1日ズレたけど取れた」などと仰います。でも、1日ズレるとアウトな場合もあります。結構シビアな問題なんです。
「だいたい取れた」という場合は、自分の中ではOKだと思っていますが、元気な精子と元気な卵子が出会っていないかもしれません。でも、タイミング取ったのに、今回も生理が来ちゃった、ということになり、落ち込んでしまいます。それも積み重なると、何か月も続くことで自信がなくなり、ネガティブになっていき、悪循環に陥ります。時間もあっという間に過ぎてしまいます。

精子に待っててもらえばいいんです

そもそも排卵予定日にちゃんと排卵するかどうかなんてわかりません。基礎体温をつけていると、グッと下がったところが排卵日と言いますが、そこの確率が一番高いですが、人によってはその前後の日にちかもしれないと本で読んだことがあります。100%ではないようです。
さらに、先ほどの話のように、9/1排卵日と言っても、9/1午前0時と9/1深夜23時過ぎでは、24時間近い開きがあります。そうすると、卵子は元気がなくなっててもおかしくありません。
そもそもタイミングをバッチリ取るということは難しいことです。さらに「今日タイミング取らないといけない!」という義務感が出てくると、意外と男の人もプレッシャーに弱いものです。そもそも夫婦生活って義務的なものではないですからね。

ではどうしたらよいか?よく排卵予定日より前にタイミング取りましょうと言います。卵子は24時間ですが、精子は数日元気なんです。だから、少し前にタイミングを取っておいて、先に精子にスタンバイしてもらったところに排卵されれば、すぐに出会えます。
それも、”この日”と特定しちゃうと辛いので、2日前と当日くらいと、ザックリ予定しておいた方がプレッシャーも和らぎます。念のため2日くらい見ておいた方が、外れる可能性も低くなります。男(精子)に待たせちゃえばいいんです
もし、排卵日を特定できない場合には、だいたいのあたりでもう一日くらい増やして1日おきくらいで3回くらいタイミング見ておけばうまく当たるかもしれません。完璧を求めると難しいし、心に余裕がなくなるので、それくらいに思っていた方がいいかもしれません。

ただ、やはり本当はある程度、自分の中では排卵日を特定しておきたいものです。旦那さんに伝えるかどうかは別として。基礎体温を付けるなり、排卵検査薬を使うなり、あるいは排卵チェックだけでも病院へ行くなど、”だいたいこの日に排卵”という目安は欲しいです。そうでないと、自分の中でもウヤムヤが広がり、ダメなのが続くと焦りが出てきます。

半年~1年くらいちゃんとタイミングが取れて、それでもダメだったらどちらかに何か問題があるか?または卵などの質の問題があるのかもしれません。
卵の質の問題は、Resetは自信があります!でも、検査は出来ないので、病院で先に検査くらいは受けておくことをオススメします。

妊娠しやすい体質を得られたとしても、タイミングを取れなければそもそも無理です。タイミングのアドバイスはできますが、実際に取れるかどうかは夫婦の問題になります。難しければ人工授精以上も考慮に入れてください。

時間はあっという間に過ぎ去ります。タイミングをバッチリ取り続けるのも難しいですし、取れたと思っててもずれてる可能性もあります。だから、排卵日はある程度特定し、あとは心の余裕をもって何度かタイミングを取れればいいと思います。
正しい知識を持って早めに行動していれば、焦りも少なくて済みます。早めの行動を!