臓器が働くにはエネルギーが必要です。そのエネルギーは摂取した栄養をもとに生み出されます。特に糖(グルコース)を燃料としてATPというエネルギーを生みだします。糖や脂質も必要なエネルギーです。しっかり摂取しましょう。
腸の状態はどうですか?
ところで、その栄養素ですが、ちゃんと摂っていても、今度は「消化されているか?」という問題もあります。ちゃんと消化されないと、「吸収できているか?」も怪しくなります。
食べたものは、腸で吸収されて、門脈という血管を通って肝臓に運ばれます。
しっかり胃酸を出して消化しないと、腸に負担がかかります。腸壁(腸粘膜上皮)が崩れてくると、消化しきれていない物が吸収されてしまうと、今度は肝臓に負担がかかります。腸は腸内環境だけでなく、腸壁も強くないといけません。
- 生殖器まで回るくらい十分な栄養が摂れているか?
- 腸内環境、腸壁がしっかりしているか?
これも大事なことになります。
さらに、サプリで補給していても、その栄養素がちゃんと吸収しやすい形になっているか?脂溶性ビタミンなどは、危険な形になっていないか?注意が必要なこともあります。
下痢、便秘
妊活には関係ないように思うかもしれませんが、下痢や便秘がある人は、そちらの改善もするべきです。
- エネルギー生成に影響
- もし腸に炎症が起きていると、その修復にもエネルギーが使われてしまう
- 肝臓に影響
- 自律神経の乱れの恐れ
- 腸内環境は子宮内環境にも影響
- 脳と腸は関係が深く、脳へも悪影響
これだけ影響する可能性があります。腸の状態も甘く見ないでください。
こちらもご覧ください「大事なポイント」「妊活にも腸や肝臓ケア②」