不妊治療の保険適応

菅総理が誕生し、不妊治療についていろいろ議論されそうですね。ネットでも不妊治療の保険適応に関する記事をたくさん見かけます。菅さんとしては、少子化対策の一つとして挙げているのかもしれませんが、どの記事のコメントを見ても意外と肯定的なコメントって少ないです。「それじゃ根本的な少子化対策にはならないでしょ」みたいな感じです。

確かに、保険適応と言われてもいろいろ思うところもあります。

  • 本当にやってくれるのかな?
  • やるなら一日でも早く始めて欲しい
  • 書類をたくさん書かないといけないとか、使いづらいってことはないかな
  • 年齢や回数の制限はどうなんだろう?
  • 結局、結果として助成金と大して変わらないじゃんってならないかな?
  • その分、税金や保険料が高くなるんじゃないの?
  • 不妊治療は病院によって金額が違うこともありますが、保険適応になれば統一されるのかな?自由診療だったため、病院によって意外と特色があったりしますが、そういった特色もかき消されないかな?

妊娠しても、その後の子育てにかかる費用などの不安もあり、そこで躊躇してしまう方も多いです。本当は、将来の不安(特に経済的なもの)が無くなれば、もう少しゆとりを持って働けるし、ゆとりのある生活も送れます。今は経済的な理由で諦めている人もいます。不安が減れば子供を望む人も増えると思います。また、その不安がホルモンを乱し、体のバランスを崩すことで、不妊の悩みにも繋がる恐れがあります。ゆとりのある生活が送れる日本にして欲しいです。

気になることはたくさんあります。でも、少なくとも、前向きに動き出そうとしていることは、不妊治療中の方にとってはプラス材料です!あーだこーだ文句言っても、やらないよりはやった方が良いです。私は大賛成です。
少子化対策とか難しい話じゃなくて、赤ちゃんが欲しい人にとってはとても助かる話です。でも、早くして欲しいですね。半年、1年も待っていられない人もたくさんいます。今後が楽しみです!

ABOUT US
鈴木 清文
静岡県浜松市出身。 浜松西高理数科卒業後、大学進学、就職と、流れに任せて時間だけが経つ。生きがいを見つけられず、自分らしい生き方を考え退職。柔道整復師資格を取得後、接骨院を開院。同時に自身夫婦の不妊に対し、何ができるか考え始める。 現在、不妊に悩む夫婦のためにできることを様々な角度から考え、「クリニックで行わないアプローチをなんでも取り入れよう」と日々考察中。患者さんと病院の架け橋役を目指し、これまで200件以上の夫婦に笑顔をお届け。日本生殖医学会会員。 好きな言葉 <夢・生きがい・妄想・まずやってみよう!>