広い意味での光線療法というと、遠赤外線などによる赤外線(温熱)療法、レーザー光線療法、紫外線療法、キセノン光による光線療法など、主に単独波長の光線を利用したものがあります。しかし、ここで用いる光線療法は「可視総合光線療法」といい、治療用カーボン電極をアーク放電させるカーボンアーク灯を複数基用いて、発生する光線と輻射温熱を生体に照射し有効利用する施術になります。
赤外線と可視光線、わずかな紫外線を総合した光が照射され、悩みに合わせて人体各部の素肌に直接照射し、症状や病態の回復・改善・軽減および健康維持をはかるものです。生体に備わっている自然治癒力を賦活させるように働きかける作用などが期待されます。

財団法人光線研究所発行「別冊 可視総合光線療法 理論と治験」著者黒田一明 P3より言葉をわかりやすくして抜粋

可視総合光線療法の多彩な作用

  1. 光化学作用 : 皮膚内に存在する7-デヒドロコレステロールをビタミンDに変換
            細胞機能の恒常性維持に重要な作用
  2. 深部温熱  : 血行の改善
  3. 生体リズム調整:眼を通過した可視線が松果体に作用し、メラトニンの分泌を調整
            メラトニンは脳下垂体に作用し、生体リズム、体の成熟、性腺の周期的活動などに関与
  4. 鎮痛
  5. 免疫調節
  6. 消炎
  7. 肉芽発生
  8. 殺菌
  9. 睡眠    : 自然な眠りをもたらす
  10. 食欲・便通
  11. 解毒
  12. コレステロール低下
  13. 消痒
  14. 利尿
  15. 筋力・運動能向上
  16. 呼吸機能改善
  17. 神経機能改善

※ 財団法人光線研究所発行「別冊 可視総合光線療法 理論と治験」著者黒田一明 P4~5より抜粋
  妊活に深くかかわる部分だけ簡単な補足を入れました

少し難しいですよね。簡単に言うと、
赤外線や紫外線の量を調整した日光に近いような光を、悩みに合わせて全身の部位に順番に浴びます。
皆さんは、横になって寝てるだけ。ポカポカ日向ぼっこしているような感覚で、気持ちいいですよ。 照射する部位や順番、使用するカーボン選びが重要になります。Resetでは10年以上の妊活専門治療院としての経験から、一人一人に合わせた照射の仕方を選択しています。